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「文字」パネルのオプションメニューで、様々な設定・指定が行えます。
機能の一部を、主に実例中心に掲載します。
Illustratorで、文字(縦)ツールを使い、縦組み文字列を組んだ時、数字や欧文文字は通常横に寝た形で表記されます。それを縦向きに起こす機能です。
1~5文字程度までなら起こした方が読みやすくなる場合が有りますが、長い単語や文章の場合逆効果となることが有ります。
縦組みテキストの一部を横組みテキストに変更します。主に数字や欧文に使いますが、特に2桁程度の数字に使います。
これもあまり長い桁数や文字列に使うと文字組みが崩れます。
「縦中横設定」パネルで上下位置、左右位置を変更できます。
選択した文字のサイズを縮小し、部分的に複数行で折り返す操作です。
横組みの場合は、縦に複数行。縦組みの場合は横に複数行折り返します。
割中設定は「文字スタイル」パネルの、「文字スタイルオプション」、或いは「段落パネル」でも同じような設定が有ります。
サイズの違う文字が混在している場合に、最も大きい文字を基準に、どこで揃えるかを設定する機能。
初期設定では「欧文ベースライン)。
キャップス(Caps)とは大文字(Capital Letters)のこと。
オールキャップスは選択された欧文すべてを大文字で表示する。
スモールキャップスは、表記は大文字だが、サイズが小さくなる。
但し文頭に、最初から大文字で入力してある文章(単語)については、スモールキャップス処理をしても、その文頭の大文字は最初のサイズを維持するようです。
上付き文字および下付き文字は、フォントのベースラインに対して上下される縮小サイズのテキストです(下付き文字については適切な例を挙げることが出来ませんでした)。